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ライトレール
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| 第22回交通ビジネス塾(08/12/22) |
開催案内
■日 時
2008年12月22日(月) 18:40(5分前までに集合下さい)
■テーマ
Mr.リニアメトロが語るリニアモータ方式地下鉄のものづくり
■講 師
安藤正博(あんどう・まさひろ)氏
(社)日本地下鉄協会 リニアメトロ推進本部 首席調査役
技術士(機械・電気電子・総合技術監理部門)
1938(昭和13)年、新潟県生まれ。
63年 山形大学工学部電気工学科卒、(株)日立製作所入社
交通技術本部 車両技術部、水戸工場車両設計部等にて勤務
76年 交通技術本部 車両技術部 主任技師
87年 システム事業部 輸送システム部長
93年 システム事業部(後に交通システム事業部) 主管技師長
08年 日立製作所グループ退職
01年 (社)日本技術士会 副会長、05年 同 監事
リニアメトロの研究開発実績に対し1999年に市村産業賞、
2001年に文部科学大臣賞(科学技術功労者賞)を受賞
『満員電車がなくなる日』(角川SSC新書、阿部 等著)にて、今後の鉄道の利便向上のために鉄輪式リニアを強く推奨しました。加減速性能が高い、勾配・急曲線に強い、車輪径が小さく車体床面を低くできるというメリットがあります。さらに、地上一次方式(現在普及している車上一次方式では一次側コイルを車上へ搭載するのに対し地上へ敷設)とすれば、動力電源を車両へ供給せずに済み架線とパンタグラフを省略でき、総2階建て車両の導入がスムーズとなります。新たな技術開発により、鉄道の利便性を革命的に向上できる可能性があります。
意外と知られていませんが、最近10年間ほどの開業及び工事中の地下鉄は、他線と直通運転するものを除き全て鉄輪式リニアです。具体的には、大阪市営長堀鶴見緑地線、都営大江戸線、神戸市営海岸線、福岡市営七隅線、横浜市営グリーンライン、仙台市営東西線です。それほど、鉄輪式リニアは優位性が高いのです。
今回の講師は、(社)日本地下鉄協会 リニアメトロ推進本部 首席調査役の安藤正博氏です。鉄輪式リニアの研究開発・実用化に30年間以上に渡り第一線で携われている方で、この分野の第一人者です。以下、ご本人からの当日のお話に関するご紹介です。
平成12年12月12日に開通した都営地下鉄大江戸線(環状部)で、「リニアメトロ」の知名度は格段に上がったように思います。愛称である「リニアメトロ」とは、「リニアモータで駆動するリニアモータ電車の地下鉄バージョン」を指します。このリニアメトロ電車は、鉄道工学の最大の発明技術を適用した製品と呼んでも過言ではないと考えています。
リニアモータとは何か、リニアメトロ電車の基本構造はどのようなものか、従来の回転モータ電車との違いは何かなどを、都営地下鉄大江戸線の主要諸元や主要装置をはじめ国内外の例をふんだんに事例紹介しながら、お話したいと考えています。
■場 所
生活産業プラザ 7階 第1会議室(池袋駅東口徒歩6分)
(前回までの会場とは異なります)
■タイムテーブル
18:40〜19:20 講師による講義
19:20〜19:35 参加者の自己紹介
19:35〜19:45 休憩(軽食を用意)
19:45〜20:30 講義のまとめ+フリーディスカッション
20:30〜21:20 懇親会(同会場にて希望者のみ)
■参加対象者
職業として交通に関わっているまたはそれを希望している方
■参加費
社会人3,000円、学生1,000円
■お申込み
以下をinfo@LRT.co.jpへお送り下さい。
先着20名としますので、お早めにお申込み下さい。
当日は、(株)ライトレールの関係者も参加します。
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