ライトレール
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第28回交通ビジネス塾(09/10/30) |
開催案内
■日 時
2009年10月30日(金) 18:40(5分前までに集合下さい)
■テーマ
グリーン・ニューディールで始まるインフラ大転換
■講 師
井熊 均(いくま・ひとし)氏
(株)日本総合研究所 執行役員 創発戦略センター所長
1958(昭和33)年、千葉県生まれ。
83年、早稲田大学大学院 理工学研究科修了、三菱重工業(株)入社。
90年、(株)日本総合研究所入社。
95年、(株)アイエスブイ・ジャパン設立と同時に同社取締役(兼務)。
97年、(株)ファーストエスコ設立と同時に同社マネージャー(兼務)。
2003年、早稲田大学大学院 非常勤講師(兼務)。
03年、イーキュービック(株)設立と同時に取締役(兼務)。
06年、(株)日本総合研究所 執行役員。現在に至る
今回の講師は、(株)日本総合研究所 執行役員・創発戦略センター所長の井熊 均氏です。
最近、『グリーン・ニューディールで始まるインフラ大転換』を上梓されました。
目次には、以下のような章節が並び、クルマ社会からの脱却に取組んでいる者にはワクワクするキーワードばかりです。
グリーン・ニューディールの本命は交通インフラ
交通はグローバルマーケットの基盤
自動車に使えるガソリン量は1/10以下になる
ハイブリッドだけでは対応できないポスト京都
電気自動車はガソリン自動車を代替しない
技術革命が促す鉄道復権
世界で進む鉄道整備
次世代交通インフラ
自動車隆盛の終わりの始まり
さらに本文には、以下のような言説が並んでいます。
車に過度に依存した社会構造はもはや持続可能といえない
小手先の施策でなく、交通システムそのものを抜本的に変える大転換が必須
ポスト京都の目標達成とはガソリン自動車を中心とした社会構造からの脱却
鉄道へのモーダルシフトは電気自動車以上に優先度の高い選択肢
自家用車と比較すると二酸化炭素の排出量は10分の1
欧州や日本を中心に自動車離れ
世界中で、これまでの数十倍もの規模で高速鉄道の整備
日本は鉄道分野は先端技術のデパート
政策や投資とうまく組み合わせれば世界の市場を席巻できる可能性
壮大な次世代交通インフラをいつ、だれが書くかが今日本に問われている
各国に先んじて実現すれば、日本としての新たな競争力
ポスト京都はガソリン自動車産業にとって厳しい時代
本命はモーダルシフトであり、自動車という枠組みの中でのシフトではない
2050年に向けて自動車市場の縮小は避けられない
交通分野で最大のポテンシャルを持つ自動車産業
持てる事業資源をどこに向けるかは今後の交通インフラのマーケットを左右
以下、ご本人からの当日のお話に関するご紹介です。
オバマ政権が公表したグリーン・ニューディール政策は世界に広がりました。日本でも鳩山政権がCO2排出量の25%減を掲げ、低炭素化の取り組みが本格化しています。現在の取り組みは太陽光発電やスマートグリッド等、エネルギー分野が先行していますが、投資額が大きく人々の生活にも大きな影響を与えるという意味で、交通インフラはグリーン・ニューディールの本丸です。
今回は、CO2削減の鍵となる公共交通のあり方について、中国の動き等も交えながら議論したいと思います。
■場 所
豊島区立生活産業プラザ 7階 会議室1 池袋駅東口徒歩6分
■タイムテーブル
18:40〜19:20 講師による講義
19:20〜19:40 参加者の自己紹介
19:40〜19:50 休憩(軽食を用意)
19:50〜20:40 講義のまとめ+フリーディスカッション
20:40〜21:20 懇親会(同会場にて希望者のみ)
■参加対象者
職業として交通に関わっているまたはそれを希望している方
■参加費
社会人3,000円、学生1,000円
■お申込み
以下をinfo@LRT.co.jpへお送り下さい。
先着20名としますので、お早めにお申込み下さい。
当日は、(株)ライトレールの関係者も参加します。
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