開催案内
■日 時
2012年2月29日(木) 18:40(5分前までに集合下さい)
■テーマ
アメリカにおけるLRTの状況
■講 師
南井健治(みない・けんじ)氏
近畿車輛(株) 車両事業本部 営業部長
1957年 京都市生まれ。79年 京都市立芸術大学 デザイン科卒。
近畿車輌(株)入社。以後30年にわたり、鉄道車両デザインに従事。
デザインを担当した主な車両:東京メトロ丸の内線02系、
JR西日本九州新幹線、サンダーバード、はるか、オーシャンアロー、新快速電車など、
叡山電鉄「きらら」、京都市交通局50系、広島電鉄5100形低床車両など。
1999年以降は主に海外向け車両のデザインを担当。
アメリカ、香港、エジプト、マニラ、ドバイなど。
今回の講師は、近畿車輛(株) 車両事業本部 営業部長の南井健治氏です。以下、ご本人からの当日のお話に関するご紹介です。
経歴に記したように、私は海外での車両のデザインに携わってきました。近畿車輌にとってのアメリカ案件はLRVであり、1983年に契約して以降25年間にボストン・ダラス・ニュージャージー・サンノゼ・フェニックス・シアトルと6つの都市に600両近いLRVを納入し、アメリカでのLRVのトップシェアを誇っています。
アメリカのLight Railは日本で使われている概念とは違います。また、そのシステムは非常に優れている面もあり、参考にすべき点もあります。デザインはプロジェクトの最初期から関わるため、鉄道システムのコンセプトにもタッチすることが多く、日本とはまったく異なった、アメリカの考え方に接することができました。
日本では話ばかりで、一向に新規のLRT計画は実現しませんが、車社会と言われるアメリカで、どうして新しい路線が次々と開業されるのか、どういう車両がそこには使われているのか、社会の中でどう位置づけられているのか、といった点について、それぞれの都市の事例を紹介した上で、日本での今後のありようについてお話します。また、近畿車輌がアメリカ向けに開発した架線レスLRVについてもご紹介します。
■場 所
豊島区立生活産業プラザ(池袋駅東口徒歩6分) 8階 多目的ホール
■タイムテーブル
18:40〜19:20 講師による講義
19:20〜19:35 参加者の自己紹介
19:35〜19:45 休憩(軽食を用意)
19:45〜20:30 講義のまとめ+フリーディスカッション
20:30〜21:20 懇親会(同会場にて希望者のみ)
■参加対象者
職業として交通に関わっているまたはそれを希望している方
■参加費
社会人3,000円、学生1,000円、懇親会1,000円
■お申込み
以下をinfo@LRT.co.jpへお送り下さい。
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