無題ドキュメント
|
社長挨拶 |
■□印刷用ファイル□■
−社長挨拶(印刷用1ページ):Word[26KB]、pdf[6KB] |
私は、小学校3〜4年の頃に以下の2つのことを思い始めました。以来35年、基本的思いは変っていません。
・排ガスを撒き散らし交通事故で多数の人を殺すクルマが、
世の中で使われ過ぎている
・鉄道をもっと合理的に運行すれば、はるかに便利にできる
国鉄のサービスが非常に悪く、赤字も増える一方、ストも頻発して徹底的に非難されていた頃でした。子供ながらに、自分が国鉄総裁になった方がもっと鉄道を便利にできるなどと生意気なことを夢想していました。
大学・大学院と交通を専門に勉強した後、JR東日本に就職して17年間勤務しました。経験と思索を重ねれば重ねるほど、事実を知れば知るほど、子供の頃からの思いは強くなるばかりでした。会社に勤務しながら、社会問題解決・起業・鉄道再生・LRT実現といった分野の様々な会に参加し、世の中の動きを知り、多くの方とも知合いました。
そして今回、自ら起業するという道を選択し、多くの方のご理解とご支援により昨年12月16日に会社を設立しました。交通問題の解決に向け、私の基本的考えは以下の2点です。
・交通問題解決には、鉄道を中心とした便利な“共用”交通システムの普及が不可欠
・交通サービスの生産・販売主体は、自由な経済活動を許容された民間事業者とすべき
平成10年8月にある方のお話を伺ったのを切っ掛けに起業を考え始めた後7年以上経ちました。自分自身の独立・起業の経験で、現在の日本社会において大企業を飛出してまで起業することが如何に異端かを実感しました。私の座右の銘は「人事を尽くして天命を待つ」です。人と異なる道を選択した以上は、悔いを残さず、成果を出せるよう、ご恩を受けた方に報えるよう、人事を尽くす覚悟です。
平成18年1月2日 |
株式会社ライトレール
代表取締役社長 阿部 等 |
|
|