小池百合子氏推薦 満員電車がなくなる日
第1章 満員電車の現状と歴史

 1.満員電車の現状
 2.満員電車の歴史
 3.満員電車の歴史は運賃抑制の歴史

第2章 満員電車をなくすための運行方法のイノベーション
 1.信号システムの機能向上
 2.総2階建て車両
 3.3線運行
 4.鉄輪式リニア
 5.実現可能な輸送力増強量

第3章 満員電車をなくすための運賃のイノベーション
 1.運行方法のイノベーションを実現するために
 2.着席と立ち席の値付け
 3.ICカードを使った戦略的プライシング

第4章 満員電車をなくすための制度のイノベーション
 1.運転士免許制度の規制改革
 2.自動車の適正な費用負担

第5章 満員電車のなくなる日を目指して
 1.モノは地下へ、人を地上に
 2.忘れてはならないこと
 3.鉄道が豊かさを実現
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他人と体を押し付け合い、へとへとになりながら通勤電車に揺られる毎日。そんな生活にうんざりしながらも、いつしか諦めてしまっている人は少なくないだろう。しかし、著者の提案する3つのイノベーションを実現すれば、満員電車はなくなり、日本のサラリーマンは本当の意味で豊かな生活を手に入れることができる。鉄道大国ニッポンが抱える最大の問題「満員電車」をあらゆる角度から検証し、旧態依然とした日本の鉄道業界に一石を投じる、渾身の一冊!


総2階建て車両と対応する駅構造
著者プロフィール
阿部 等
1961年8月30日生まれ。東京都出身。
東京大学工学部都市工学科大学院修士修了。
JR東日本(第1期生)に17年間勤務。鉄道事業の多分野の実務と研究開発に従事。その後、交通問題の解決をミッションに(株)ライトレール(www.LRT.co.jp)を起業。
交通や鉄道に関わるコンサルティング・研究開発に従事。講演依頼も多数。将来は鉄道経営を希望。

読売新聞2008(平成20)年3月2日 本よみうり堂 文庫新書
鉄道大国ニッポンの最大の問題「満員電車」。現状と歴史を振り返った上で、運行方法、運賃、制度面から解消策を探る。着席と立ち席に価格差をつける、といった大胆な提案も。

朝日新聞2008(平成20)年2月24日 読書 新書のおすすめ新刊
新しい信号システム・車両と駅の二層化、鉄輪式リニアの導入など、実現可能な技術で満員電車は解消できる。費用は、コストに応じた価格をつけることで。「満員電車の歴史は運賃抑制の歴史」とする著者による改善案は具体的でわかりやすい。

フジサンケイビジネスアイ1/29東京2/14、朝日神奈川版3/13、日経産業3/18、産経4/17、週刊東洋経済5/31に掲載
工学院大学・朝日カレッジ(7/1,15,29 8/5,19 9/2)JREA技術講演会(8/27)

川崎図書館にて講演会(*おかげさまで盛況に終了いたしました) お問合せ:info@LRT.co.jp