満員電車ゼロについて
(株)ライトレール 代表取締役社長 阿部 等
2016.10/10初稿、10/11,2017.5/22改訂
小池百合子氏との出会い
小池都知事の公約「満員電車ゼロ」は、2008年に出版した拙著『満員電車がなくなる日』(角川SSC新書)が元ネタです。
当時、池袋が地盤の衆議院議員だった小池百合子氏が推薦文をお寄せ下さいました。
高野之夫豊島区長の池袋LRT構想(2003年発表)に当初から賛成していた小池百合子氏とは、2005年に(株)ライトレールを池袋で創業した後、
LRT関連の会合にて2007年頃に初めてお会いしました。
『満員電車がなくなる日』のエッセンス(左をクリックでリンク先へ)
10及び36シート(pptまたはpdfファイル)にまとめてあります。
『満員電車がなくなる日』のご購入
『満員電車がなくなる日』の書評
出版直後に大手紙に以下の書評が掲載される等、一定の評価を得ましたが、残念ながら実現には結び付きませんでした。
読売新聞2008年3月2日付け「本よみうり堂」
鉄道大国ニッポンの最大の問題「満員電車」。現状と歴史を振り返った上で、運行方法、運賃、制度面から解消策を探る。
着席と立ち席に価格差をつける、といった大胆な提案も。
朝日新聞2008年2月24日付け「読書欄」
新しい信号システム・車両と駅の二層化、鉄輪式リニアの導入など、実現可能な技術で満員電車は解消できる。
費用は、コストに応じた価格をつけることで。「満員電車の歴史は運賃抑制の歴史」とする著者による改善案は具体的でわかりやすい。
「満員電車ゼロ」関連のメディア報道
「満員電車ゼロ」の実現に向けて
どうしても記事の多くは絵になりやすい総2階建て車両のことが主体となりますが、もっと安く早く効果を出せる方策が多数あります。
また、ネットでは懐疑的な意見が多く投稿されていますが、できない理由でなく、できる方法を考えてこそ問題解決できます。
詳しくは
pdfをご覧下さい。
メディアの皆様へお願い
「満員電車ゼロ」は社会に大きな福音をもたらします。その実現には、社会の空気を作るメディアの力が欠かせません。
総2階建て車両は既に各所で取上げられ、満員電車ゼロに関心を集める大きな役割を果たしました。
「満員電車ゼロ」に向け、総2階建て車両の実行順序はずっと後であり、
しばらくは、それより先に実行する別の方策の理解を広められるよう、ご配慮をお願い致します。
鉄道講座(左をクリックでリンク先へ)
無料特別講座:11/3(祝)(pdf)
トピックス講座:11/8(火),10(木),16(水)夜3回または12(土)午後集中(pdf)
(株)ライトレールが事務局を務める工学院大学オープンカレッジ鉄道講座にて、満員電車ゼロをテーマとした講座を開講し、多数のご参加を得ました。