開催案内
今回の講師は、東京急行電鉄(株)エリア開発事業部 企画部
課長の久慈正幸氏です。以下、ご本人からの当日のお話に関するご紹介です。
日ごろより東急線をご利用いただき、ありがとうございます。また、日ごろは「痛勤混雑」によりご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。
さて、第8回の当塾において東京大学名誉教授の曽根悟先生から、「『痛勤』と呼ばれる通勤サービスの改善の可能性について、つくばエクスプレス
のあるべき姿を例として」お話があり、「国内外の鉄道の評価と将来への期待」についてご議論がなされ、第5回の当塾においては、大東文化大学副学長の今城光英先生から、「都市部の私鉄は、郊外住宅地開発とその開発利益の還元によって新線建設費用を回収してきたが、すでに開発適地は枯渇し従来型の開発利益の還元は不可能となっており、鉄道と不動産を車の両輪としてきた私鉄のビジネスモデルは崩れつつある」ことについてお話があり、「私企業による鉄道経営は将来も成り立つか」についてご議論があったとお伺いしております。
今回は、そのままこれらのご指摘に対するお答えとはなりませんものの、私鉄経営モデルの変遷と、これまで弊社が取り組みを進めてきたこと、これから取り組もうとしていることについて概説させていただくとともに、昨今、私鉄各社が取り組んでいるさまざまな事例紹介も交えながら、私鉄経営モデルはこれからどこへ向かうのか?向かうべきなのか?皆さんとともに考えさせていただければと思います。
■テーマ
首都圏における私鉄経営のビジネスモデルを考える
■講 師 久慈正幸 氏
東京急行電鉄(株) エリア開発事業部 企画部 課長(戦略担当)
1962(昭和37)年、岩手県生まれ
1985(昭和60)年、横浜国立大学工学部土木工学科(計画研究室)卒業
同年、東京急行電鉄株式会社入社
入社後は、半年間の駅研修を経て交通事業部工務部にて15年勤務
その間、鉄道に関する複々線化事業、立体交差事業、駅前広場事業、
環境対策事業などの土木計画、実施に関わる諸協議を経験
その後、情報システム担当、経営企画部を経て
2006年1月よりエリア開発本部 企画開発部にてエリア戦略立案、
推進にかかる各種協議・調整に明け暮れ、現在に至る
■日 時
2008年2月29日(金) 19時(5分前までに集合下さい)
■場 所
株式会社ライトレール 会議スペース
(池袋駅西口から徒歩約2分 事務所移転いたしました。)
■タイムテーブル
19:00〜19:40 久慈氏による講義
19:40〜20:00 参加者の自己紹介
20:00〜20:10 休憩(軽食を用意します)
20:10〜21:00 講義のまとめ+フリーディスカッション
21:00〜22:00 懇親会(同会場にて希望者のみ1,000円会費)
■参加対象者
交通に関わる業務に就いているまたは就くことを希望している人
■参加費
社会人3,000円、学生1,000円
■お申込み
以下をinfo@LRT.co.jpへお送り下さい。
先着12名としますので、お早めにお申込み下さい。
当日は、(株)ライトレールの関係者も参加します。
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