開催案内
今回の講師は、ソウル大学環境大学院 博士課程の藤田崇義氏です。韓国大統領の李明博(イミョンパク)氏が前職のソウル市長の時に、都心部の高架道路を撤去しその下の清渓川(チョンゲチョン)を復元する事業と、BRT(Bus Rapid Transit、高機能なバス交通システム)を実現しました。藤田氏は、その実現のブレイン役となったソウル市政開発研究院に研究員として勤務し、その間近に触れた経験をお持ちです。
今回は、JREAの外国鉄道技術研究会講和会の講師として来日する合間に、交通ビジネス塾の講師もお務め下さることになりました。以下、ご本人からの当日のお話に関するご紹介です。
最近はLRTが話題の中心をさらっていますが、鉄道でも道路でもない「軌道系」交通手段の特徴は、都市経済・社会の時代的要請に沿って、変化自在なシステムを構成できることにあると思います。当日は、『鉄道車両と技術』誌2008年4月号に掲載の拙稿を資料として、この間の都市経済・生活ニーズと都市交通システムの変遷をふり返り、現状を捉えた後、中期的な展望を立てることを試みます。今回は、拙稿の番外編ですので、東アジア地域での新しい事例も多めに取り混ぜて発表できればと思っています。
なお、ソウル市の都市政策そのものについては、既に方々で情報が飛び交っておりますので、ここではあまり取り上げません。
■テーマ
都市交通の話題とグランドデザイン、私見
〜ソウルの地から我が国の軌道系交通を考える〜
■講 師
藤田崇義(ふじた・たかよし)氏
ソウル大学環境大学院 博士課程
1974(昭和49)年 京都府生まれ
1997年 立命館大学産業社会学部卒業
99年 同大学院政策科学研究科修士課程修了
99年 (韓国)国土研究院SOC研究センター客員研究員
2000〜05年 (韓国)ソウル市政開発研究院委嘱研究員
00年〜現在 (韓国)ソウル大学環境大学院博士課程
※SOC=Social Overhead Capital=社会間接資本
■日 時
2008年7月17日(木) 18:40(5分前までに集合下さい)
■場 所
豊島区立勤労福祉会館 4階 美術室
■タイムテーブル
18:40〜19:20 講師による講義
19:20〜19:35 参加者の自己紹介
19:35〜19:45 休憩(軽食を用意)
19:45〜20:30 講義のまとめ+フリーディスカッション
20:30〜21:20 懇親会(同会場にて希望者のみ)
■参加対象者
職業として交通に関わっているまたはそれを希望している方
■参加費
社会人3,000円、学生1,000円
■お申込み
以下をinfo@LRT.co.jpへお送り下さい。
先着20名としますので、お早めにお申込み下さい。
当日は、(株)ライトレールの関係者も参加します。
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